「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
9月10日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
9月10日の歴史・出来事

1561年:第四次川中島の戦い

武田信玄と上杉謙信が信濃の覇権をめぐって5度ぶつかった川中島の戦い。1561年のこの日に行われた第四次の戦いは、最も激しい死闘として知られています。謙信が単騎で信玄の本陣に斬り込み、信玄が軍配で太刀を受け止めたという名場面は、まさにこの戦いの伝説。両軍合わせて数千人の死傷者を出す、戦国屈指の激戦となりました。
1573年:刀根坂の戦い

1573年のこの日(旧暦8月14日)、織田信長軍が越前の朝倉義景軍を刀根坂で捕捉し、徹底的に追撃しました。撤退する敵を逃さず叩くこの一戦で朝倉軍は壊滅。かつて美濃を治めた斎藤龍興もここで討ち取られました。義景はまもなく自害し、名門・朝倉氏は滅亡。信長の天下統一が大きく前進した瞬間でした。
1846年:ハウがミシン特許

1846年のこの日、アメリカの発明家エリアス・ハウが「二重縫い(ロックステッチ)」方式のミシンの特許を取得しました。針の穴を先端側に開けるという発想の転換が、布をしっかり縫い合わせる仕組みを実現したのです。手縫いの何倍もの速さで縫えるミシンは衣料の大量生産時代を切り開き、私たちの暮らしを支える定番道具になりました。
1912年:日活が設立される

1912年のこの日、日本初の本格的な映画会社「日本活動写真株式会社(日活)」が設立されました。複数の映画会社が合併して誕生し、まだ無声映画の時代だった日本映画界をリードする存在に。100年以上の歴史を持つ日活は、日本最古の映画会社として今も活動を続けています。日本の映画産業がビジネスとして本格始動した記念すべき日でした。
1921年:槇有恒アイガー初登頂

1921年のこの日、登山家の槇有恒らがアルプス・アイガーの「ミッテルレギ稜」初登頂に成功しました。それまで誰も成し遂げていなかった難ルートで、ヨーロッパの登山界に日本人の名を轟かせた快挙です。前日から登り始め、岩尾根の難所を約7時間かけて突破。日本近代登山の幕開けを告げる、誇らしい一歩となりました。
1960年:アベベ裸足で五輪V

1960年のこの日、ローマ五輪のマラソンでエチオピアのアベベ・ビキラが裸足のまま優勝し、世界を驚かせました。合う靴が見つからず履き慣れた素足で走ったというこの金メダルは、サハラ以南のアフリカ勢として史上初の快挙。しかも世界最高記録つきでした。古代ローマの石畳を駆け抜けた「裸足の哲人」は、一夜にして世界的英雄となったのです。
1960年:カラーテレビ本放送開始
同じく1960年のこの日、日本でカラーテレビの本放送がスタートしました。NHKや日本テレビなど東京・大阪の5局が一斉に開始し、アメリカ・キューバに次ぐ世界3番目のカラー放送国に。とはいえ当時カラーテレビは高嶺の花で、本格普及は東京五輪以降のこと。それでも白黒からカラーへ、茶の間の風景が大きく変わり始めた記念日でした。
2008年:LHCが稼働開始

2008年のこの日、スイスのCERNにある巨大加速器「LHC(大型ハドロン衝突型加速器)」が初稼働しました。1周27kmの地下トンネルで粒子を光速近くまで加速し、ぶつけて宇宙の謎に迫る、史上最大級の科学実験です。後にここで「神の粒子」ヒッグス粒子が発見されることに。人類が物質の根源に挑む壮大なプロジェクトが、この日動き出しました。
9月10日の歴史まとめ

戦国の死闘から日本の近代化、そして暮らしを彩るカラーテレビや最先端科学まで、9月10日は硬軟どちらの話題も豊かな一日でした。とくに日本の「はじまり」が多く詰まっているのが印象的です。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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