「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
11月2日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
11月2日の歴史・出来事

1870年:三菱財閥のはじまり

1870年のこの日、土佐藩出身の岩崎弥太郎が、大阪で「土佐開成商社」を立ち上げました。同社は9日後に「九十九(つくも)商会」と改称され、これがのちの三菱グループの出発点となります。海運業からスタートした弥太郎は、政府の軍事輸送などを請け負って急成長し、一代で巨大財閥を築き上げました。今や三菱と聞けば誰もが知る名前ですが、その源流が幕末の志士たちと同じ土佐にあったというのは、なかなか面白い縁ですね。
1874年:読売新聞が創刊

1874年のこの日、日就社から日本を代表する全国紙のひとつ「讀賣新聞」が創刊されました。創刊当初はふりがな付きのやさしい文章で書かれ、庶民にも読みやすい「小新聞(こしんぶん)」として人気を集めたのが特徴です。難しい漢字ばかりの新聞が多かった時代に、誰でも読める工夫をしたことが大ヒットにつながりました。今や世界最大級の発行部数を誇る新聞の原点が、ここにあります。
1917年:バルフォア宣言を発表

1917年のこの日、イギリスの外相バルフォアが、パレスチナにユダヤ人の「民族的郷土」をつくることを支持すると表明しました。世にいう「バルフォア宣言」です。第一次世界大戦の最中、イギリスはアラブ側にも独立を約束しており、矛盾する約束を重ねていました。この二枚舌外交が、後のイスラエル建国と長く続く中東問題の火種になったとされます。たった一通の手紙が世界を動かした、歴史の重みを感じる出来事です。
1930年:ハイレ・セラシエ戴冠

1930年のこの日、エチオピア皇帝としてハイレ・セラシエ1世が戴冠しました。アフリカで植民地化を免れた数少ない独立国の皇帝として知られ、国際連盟でイタリアの侵略を訴えた演説でも歴史に名を刻みました。さらに彼を「現人神」として崇拝するラスタファリ運動がジャマイカで生まれ、レゲエ音楽の精神的支柱にもなりました。一人の皇帝が、政治だけでなく音楽文化にまで影響を与えたというのは興味深いですね。
1940年:国民服令を公布

1940年のこの日、日本で「国民服令」が公布されました。戦時下で物資が乏しくなるなか、男性の服装を国が定めた質素なカーキ色の制服に統一しようとしたものです。背広やおしゃれな洋服は「ぜいたく」とされ、人々の暮らしに戦争の影が色濃く差し込んだことを物語っています。「ぜいたくは敵だ」という標語が叫ばれた時代を象徴する出来事で、服装ひとつにも国家統制が及んでいたことがよくわかります。
1945年:日本社会党が結成

終戦からわずか3か月後の1945年のこの日、日本社会党が結成されました。戦前に弾圧されていた社会主義系の政治家たちが集まり、新しい民主国家での政権参加を目指したものです。後に片山哲が首相となり、初の社会党首班内閣も誕生しました。長らく自民党と対峙する野党第一党として戦後政治の一翼を担い、現在の社会民主党へと流れが続いています。戦後民主主義の出発点を感じさせる一日です。
1947年:巨大機が唯一の飛行

1947年のこの日、大富豪ハワード・ヒューズが造らせた巨大な木製飛行艇「スプルース・グース」が、最初で最後の飛行を行いました。翼幅は約95mと史上最大級で、「こんなものが飛ぶはずがない」と批判されていました。しかしヒューズ自ら操縦し、約1.6kmを高さ20mほどで飛んでみせ、世間をあっと言わせます。たった一度きりの飛行でしたが、人類の夢と執念が詰まった名機として今も語り継がれています。
1985年:阪神が初の日本一
1985年のこの日、阪神タイガースが球団史上初めて日本シリーズを制し、日本一に輝きました。バース・掛布・岡田のクリーンナップが大暴れしたこの年は、まさに「猛虎フィーバー」。優勝を祝うファンが大阪・道頓堀に飛び込み、カーネル・サンダース人形が川に投げ込まれた珍事も語り草になりました。その後長く優勝から遠ざかったこともあり、この日は阪神ファンにとって特別な記念日となっています。
2016年:カブス108年ぶり優勝

2016年のこの日、米大リーグのシカゴ・カブスが、なんと108年ぶりにワールドシリーズを制覇しました。「ヤギの呪い」と呼ばれるジンクスで長年優勝から見放されていたチームの悲願達成に、全米が熱狂しました。第7戦は延長戦にもつれ込む死闘で、深夜まで多くのファンが固唾をのんで見守ったといいます。一世紀以上続いた呪いが解けた瞬間として、スポーツ史に残る感動の一日となりました。
11月2日の歴史まとめ

11月2日は、三菱や読売新聞の誕生から、阪神・カブスの優勝まで、ビジネス・文化・スポーツが幅広くそろった一日でした。世界を変えた一通の手紙から熱狂のスポーツまで、硬軟入り混じったラインナップですね。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
11月2日関連ページ
- 今日は何の日 11月2日【総合版】
(記念日、出来事、誕生日のダイジェスト・誕生花・誕生石・誕生日占い・今日の一言) - 11月2日有名人の誕生日一覧
- 11月2日の食べ物記念日