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12月14日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

12月14日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

12月14日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

12月14日の歴史・出来事

歴史上の出来事

835年:甘露の変

唐の文宗を描いた肖像画
甘露の変を企てた唐の文宗 / Wikimedia Commons

唐の文宗が、権力をふるう宦官たちを一掃しようと企てた事件です。「庭にめでたい甘露(あまつゆ)が降りた」と偽って宦官をおびき出し、隠れた兵で討つ計画でした。ところが風で幕がめくれ、武器を持った兵が見つかってしまい計画は失敗。逆に宦官の反撃を招き、多くの官僚が殺害される惨事となりました。皇帝の権威がいかに弱かったかを物語る一幕です。

1285年:霜月騒動が起こる

竹崎季長の訴えを聞く安達泰盛を描いた蒙古襲来絵詞
『蒙古襲来絵詞』に描かれた安達泰盛 / Wikimedia Commons

鎌倉幕府で起きた有力御家人どうしの権力争いです。御家人の安達泰盛と、御内人(執権の家臣)の平頼綱が対立し、武力衝突に発展しました。結果、安達一族はほぼ壊滅。これにより内管領の平頼綱が実権を握ることになります。御家人を抑えて執権北条氏の側近が台頭していく、鎌倉後期の政治の転換点となった事件でした。

1542年:生後6日で女王即位

スコットランド女王メアリー・ステュアートの肖像画
成長後のスコットランド女王メアリー・ステュアート / Wikimedia Commons

のちに悲劇の女王として知られるメアリー・ステュアートが、わずか生後6日でスコットランド女王に即位しました。父である王が急死したため、ゆりかごの中の赤ん坊が君主となったのです。当然まだ何もわからない年齢で、周囲の大人たちが政治を動かしました。波乱に満ちた生涯の幕開けが、この赤ちゃんの即位だったわけです。

1900年:量子論が誕生した日

1910年ごろの物理学者マックス・プランク
1910年ごろのマックス・プランク / Wikimedia Commons

ドイツの物理学者マックス・プランクが「プランクの法則」を発表しました。熱した物体が放つ光の謎を解くため、エネルギーは連続ではなく「飛び飛びの最小単位(量子)」でやりとりされると考えたのです。これが現代物理学を支える量子論の出発点となり、この日は「量子論の誕生日」とも呼ばれています。スマホもパソコンも、元をたどればここに行き着きます。

1910年:滑走中まさかの飛行

日本の航空界の先駆者、日野熊蔵
グラーデ単葉機を操縦した日野熊蔵 / Wikimedia Commons

東京・代々木練兵場で、日野熊蔵大尉が地上滑走の試験中に機体がふわりと浮き上がりました。公式の初飛行は5日後の徳川好敏大尉とされていますが、日付だけ見れば日野の機体が先に空に浮いたことになります。予定外の出来事だったため正式記録には残らず、「幻の初飛行」とも語られる、日本の航空史にまつわる面白いエピソードです。

1911年:南極点に人類初到達

南極点に立つアムンセン探検隊
南極点に到達したアムンセン探検隊 / Wikimedia Commons

ノルウェーの探検家アムンセンと4人の隊員が、人類で初めて南極点に到達しました。イギリスのスコット隊との壮絶な一番乗り競争を制した瞬間です。アムンセンは犬ぞりを巧みに使い、無駄のない計画で勝利しました。一方、遅れて到達したスコット隊は帰路で全員が命を落とすという悲劇に。明暗を分けた極地探検の歴史的な一日でした。

1958年:到達不能極に到達

南極の到達不能極に残るレーニンの胸像
南極の到達不能極に残るレーニンの胸像 / en:User:Cookson69 in en-wiki, derivate: User:RicHard-59 / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

ソ連の南極探検隊が、南極大陸の「到達不能極」に史上初めて到達しました。これは海岸からもっとも遠い、たどり着くのが極めて難しい地点のこと。彼らはそこに観測基地を築き、屋根の上にレーニンの胸像を設置しました。今も氷に埋もれながらレーニン像だけが顔を出しているとされ、なんとも不思議な光景として知られています。

1962年:金星に史上初接近

金星への接近通過に成功した探査機マリナー2号
金星探査機マリナー2号 / Wikimedia Commons

アメリカの探査機マリナー2号が金星に最接近し、史上初めて他の惑星へのフライバイ(接近通過)に成功しました。これにより金星が分厚い雲に覆われ、表面が灼熱の世界であることがわかってきました。地球から探査機を送り、別の惑星を間近で観測した初めての成功例です。人類の宇宙探査が太陽系へと広がっていく記念すべき一歩でした。

1973年:噂が招いた取り付け騒ぎ

愛知県で起きた豊川信用金庫事件です。女子高生たちの「あの信用金庫は危ないらしい」という何気ない冗談が、人づてに伝わるうちに「経営が危ない」という噂に変わってしまいました。不安になった人々が一斉に預金を引き出しに殺到し、その額はなんと約14億円。デマがいかに人の心を動かすかを示す、社会心理学の教材にもなった事件です。

1994年:パンダのフェイフェイ死す

国立科学博物館に展示されたフェイフェイとトントンの剥製
フェイフェイ(左)とトントン(右)の剥製 / Momotarou2012 / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

上野動物園で長年愛されたジャイアントパンダ「フェイフェイ(飛飛)」が老衰で亡くなりました。中国から贈られたパンダのなかでも人気者で、多くの来園者に親しまれた存在です。日本のパンダ人気を語るうえで欠かせない一頭でした。年末の上野に集まった人々が、別れを惜しんだことでしょう。身近な動物園の歴史の一コマです。

12月14日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

南極点到達やマリナー2号による金星接近、量子論の誕生など「人類の挑戦」が際立つ一日でした。挑戦と物語が詰まった、味わい深い日付です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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