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12月15日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

12月15日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

12月15日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

12月15日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1488年:喜望峰回りの帰還

バルトロメウ・ディアス一行がアフリカ南部に十字標を建てる場面を描いた絵画
1488年、ディアス一行が十字標を建てる場面を描いた絵画 / Wikimedia Commons

ポルトガルの探検家バルトロメウ・ディアスが、アフリカ南端の喜望峰を回ってヨーロッパ人として初めて帰還したのがこの日です。当初この岬は嵐の連続から「嵐の岬」と呼ばれていましたが、インド航路への希望をつなぐ発見だったため、国王が「喜望峰(よい希望の岬)」と改名させたと伝わります。後のバスコ・ダ・ガマによるインド到達への、大きな足がかりとなりました。

1791年:権利章典が批准

アメリカ合衆国権利章典の文書
アメリカ合衆国権利章典 / Wikimedia Commons

アメリカ合衆国憲法の修正第1条から第10条にあたる「権利章典」が、この日に各州議会の批准を完了しました。言論の自由や信教の自由、武器を持つ権利などを定めたもので、現代のアメリカ社会を理解するうえでも欠かせない条文です。今でもアメリカでは12月15日を「権利章典の日」として記念しています。たった10カ条が200年以上も国の根幹を支えているのは驚きですね。

1840年:ナポレオンの国葬

凱旋門を通過するナポレオンの葬列を描いた版画
1840年12月15日、凱旋門を通過するナポレオンの葬列 / Wikimedia Commons

1821年に流刑地セントヘレナ島で亡くなったナポレオンの遺骸が、死後19年を経てフランスに返還され、この日パリで盛大な国葬が行われました。冬のパリには100万人ともいわれる群衆が押し寄せたと伝わります。一度は失脚し国を追われた英雄が、これほどの規模で迎えられたところに、フランス国民の複雑な思いがにじみ出ています。

1925年:日本初の観光バス

戦前の東京遊覧乗合自動車の観光バス
東京遊覧乗合自動車の観光バス / Wikimedia Commons

東京で日本初の定期観光バス「ユーランバス」が運行を開始したのがこの日です。皇居前から銀座、上野をめぐるコースで、当時としては大変モダンな乗り物でした。今でこそ街中で当たり前に見かける観光バスですが、その第一歩が大正時代の東京から始まっていたと思うと感慨深いものがあります。12月15日は「観光バス記念日」にもなっています。

1935年:松下電器が設立

松下電器が1935年に制作した国民ソケットの広告
1935年の松下電器「国民ソケット」ポスター / Wikimedia Commons

松下幸之助が築いた松下電器製作所が改組され、「松下電器産業株式会社」(現・パナソニック)が正式に設立されたのがこの日です。資本金1,000万円でのスタートでした。一代で町工場から日本を代表する電機メーカーを育て上げた幸之助は、後に「経営の神様」と呼ばれるようになります。私たちの暮らしを支える家電の大企業も、こうして冬の一日に産声を上げました。

1939年:風と共に去りぬ公開

映画「風と共に去りぬ」のアトランタ初公開時の劇場
1939年12月15日の「風と共に去りぬ」アトランタ初公開 / Wikimedia Commons

名作映画『風と共に去りぬ』が、アメリカ・アトランタで初公開されたのがこの日です。南北戦争を背景にした壮大な物語は世界中で大ヒットし、インフレ調整前の興行収入では今なお歴代最高ともいわれています。ヴィヴィアン・リー演じるスカーレットの「明日は明日の風が吹く」という台詞は、時代を超えて多くの人を励まし続けています。

1944年:グレン・ミラー失踪

アメリカ陸軍航空軍に所属していたグレン・ミラー
軍務に就いていたグレン・ミラー / Wikimedia Commons

「ムーンライト・セレナーデ」などで知られるスウィングジャズの巨匠グレン・ミラーが、慰問演奏に向かう飛行機でこの日に消息を絶ちました。イギリス海峡の上空で行方不明となり、機体も遺体も見つからないまま、後に戦死と発表されています。第一線で大人気だった音楽家の突然の失踪は、今もミステリーとして語り継がれています。

1965年:宇宙で初ランデブー

ジェミニ6号から撮影されたジェミニ7号
宇宙でランデブー飛行するジェミニ6号と7号 / Wikimedia Commons

アメリカの宇宙船ジェミニ6号と7号が、史上初の宇宙ランデブー飛行に成功したのがこの日です。上空で2機がわずか約30センチまで接近しました。互いの窓越しに乗組員が手を振り合えるほどの距離です。後のアポロ計画で月面着陸を実現するには、宇宙でのドッキング技術が不可欠でした。その土台を築いた歴史的な一日です。

1970年:金星に初着陸

博物館に展示された金星探査機ベネラ7号の降下機
博物館に展示されたベネラ7号の降下機 / Emerezhko / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

ソ連の金星探査機「ベネラ7号」が金星の地表に着陸し、世界で初めて他の惑星表面からデータを地球に送り返したのがこの日です。金星の表面は気温460度、気圧は地球の90倍以上という過酷な世界で、探査機はわずかな時間しか持ちこたえられませんでした。それでも人類が初めて他の惑星の地面に触れた、記念すべき瞬間でした。

1979年:トリビアの名作誕生

世界中で大ヒットしたボードゲーム「トリビアル・パスート」の構想が、カナダの2人の新聞記者によってこの日に生まれたとされています。雑学(トリビア)の問題に答えながら駒を進めるシンプルな遊びですが、発売後は爆発的に売れ、数千万個を売り上げました。「トリビア=雑学」という言葉が世界に広まるきっかけにもなった、まさに「今日は何の日?」にぴったりの一品です。

12月15日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

大航海時代の発見から宇宙開発、身近な観光バスや人気ボードゲームまで、12月15日は「世界が一歩前に進んだ日」が多く並びました。硬軟入り混じった、知的好奇心がくすぐられるラインナップですね。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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