「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
12月31日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
12月31日の歴史・出来事

1600年:東インド会社の設立

1600年のこの日、イギリス東インド会社がエリザベス1世から特許状を与えられ設立されました。当初は香辛料貿易の一会社にすぎませんでしたが、やがて軍隊まで持ち、インドを実質支配する巨大な存在へと膨れ上がります。一企業が国家のように振る舞った、世界史でも類を見ない組織でした。後の大英帝国のアジア進出の出発点となった日です。
1759年:ギネス9000年契約

1759年のこの日、アイルランドのアーサー・ギネスが、ダブリンの使われていない醸造所を年45ポンドで借りる契約を結びました。驚くべきはその契約期間で、なんと「9000年」。当時34歳の若者が交わしたこの破格のリースから、世界中で愛される黒ビール「ギネス」の歴史が始まりました。今も同じ場所で醸造が続いています。
1879年:電球を一般公開

1879年のこの日、トーマス・エジソンがニュージャージー州メンロパークで、白熱電球を初めて一般公開しました。研究所の一帯を電球で照らし出し、見物に集まった人々を驚かせたといいます。「私の光はついに完璧なものになった」と語ったエジソン。暗い夜が当たり前だった時代に、電気で街を明るくする未来を世に示した瞬間でした。
1907年:初のボールドロップ

1907年のこの日、ニューヨークのタイムズスクエアで初めて「ボールドロップ」が行われました。年越しの瞬間に光る球がするすると降りてくる、あの有名な演出です。今や世界中で中継される一大イベントですが、その始まりは100年以上前のこの夜でした。大晦日のニューヨークといえばこれ、という定番が誕生した瞬間です。
1909年:迎賓館が完成

1909年のこの日、現在の迎賓館赤坂離宮にあたる東宮御所が完成しました。皇太子(後の大正天皇)の住まいとして建てられたもので、ヨーロッパの宮殿を思わせる壮麗なネオ・バロック様式が特徴です。日本にこんな西洋風の宮殿が、と驚く人も多い建物。現在は国賓を迎える迎賓館として使われ、国宝にも指定されています。
1953年:紅白が大晦日に

1953年のこの日、NHK紅白歌合戦が初めて公開放送され、この年から大晦日の恒例番組となりました。それまで紅白は正月などに行われていましたが、テレビ放送の開始とともに大晦日の夜へ移ったのです。以来70年以上にわたり、日本の年越しに欠かせない国民的番組へと成長しました。家族で紅白を見る年末の風景の原点です。
1963年:紅白81.4%の記録
1963年のこの日に放送された第14回NHK紅白歌合戦が、視聴率81.4%という驚異的な数字を記録しました。この記録は今も破られていません。国民の8割以上が同じ番組を見ていたわけで、娯楽が今ほど多様でなかった時代を物語っています。テレビが家族の中心にあった、まさに昭和ならではの数字といえます。
1966年:鉄腕アトム終了
1966年のこの日、日本初の30分連続テレビアニメ『鉄腕アトム』が、丸4年・全193話の放送を終えました。手塚治虫が手がけたこの作品は、毎週決まった時間にアニメを放送するという、今では当たり前のスタイルを切り開いた先駆けです。日本のアニメ文化はここから始まったといっても過言ではない、記念碑的な作品でした。
1992年:チェコ平和分離

1992年のこの日、チェコスロバキアが解体し、翌日からチェコとスロバキアの2つの国に分かれました。多くの国家分裂が流血を伴う中、この分離は話し合いだけで平和的に進められ、「ビロード離婚」と呼ばれます。直前の体制転換が「ビロード革命」と呼ばれたことにちなんだ名前。穏やかに別れた、珍しい国の分かれ方でした。
1999年:エリツィン辞任

1999年のこの日、ロシアのエリツィン大統領が突然の辞任を表明しました。新世紀を目前にしたこの電撃辞任により、首相だったプーチン氏が大統領代行に就任。これが、その後20年以上にわたるプーチン体制の幕開けとなりました。年の瀬の一報が、現代のロシアと世界の行方を大きく左右することになった出来事です。
2004年:台北101が開業

2004年のこの日、台湾のランドマーク「台北101」が開業しました。高さ509メートル、当時は世界一の超高層ビルです。竹の節をモチーフにしたデザインが特徴で、年越しには建物全体を使った花火が打ち上げられることでも有名。日本からの観光客にもおなじみのスポットが、大晦日にオープンしたというのも縁起のよい話です。
12月31日の歴史まとめ

1年の締めくくりの大晦日らしく、紅白の誕生やボールドロップなど「年越し」にまつわる出来事が多く、また国家の分裂や指導者の交代など時代の節目となる出来事も目立つ一日でした。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
12月31日関連ページ
- 今日は何の日 12月31日【総合版】
(記念日、出来事、誕生日のダイジェスト・誕生花・誕生石・誕生日占い・今日の一言) - 12月31日有名人の誕生日一覧
- 12月31日の食べ物記念日