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1月11日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

1月11日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

1月11日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

1月11日の歴史・出来事

歴史上の出来事

604年:冠位十二階を制定

聖徳太子を描いた古画(唐本御影)
冠位十二階を定めた聖徳太子(唐本御影) / Wikimedia Commons

聖徳太子が中心となり、日本初の位階制度「冠位十二階」が定められたのがこの日です。それまで家柄で決まっていた役人の地位を、本人の功績や才能に応じて与えるという画期的な仕組みでした。冠の色で位を区別し、優秀な人材を登用する狙いがあったとされます。実力主義の原点ともいえる制度が、千四百年以上も前に生まれていたとは驚きですね。

1693年:シチリア大地震

1693年のシチリア大地震で崩壊した街を描いた当時の版画
1693年のシチリア大地震を描いた当時の図版 / Wikimedia Commons

イタリア・シチリア島の南東部を、マグニチュード7.6級と推定される「ヴァル・ディ・ノート大地震」が襲いました。5万人を超える人命が失われたとされる大災害です。しかし、その後の復興でバロック様式の美しい街並みが統一的に再建され、現在は世界遺産にも登録されています。悲劇のあとに生まれた芸術が、今も多くの観光客を魅了しているのですね。

1787年:天王星の衛星を発見

天文学者ウィリアム・ハーシェルの肖像画
チタニアとオベロンを発見したウィリアム・ハーシェル / Wikimedia Commons

天文学者ウィリアム・ハーシェルが、天王星をめぐる2つの衛星「チタニア」と「オベロン」を同じ日に発見しました。ハーシェルといえば天王星そのものの発見者としても知られる人物です。衛星の名はシェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精の王と女王にちなんでいます。天体に文学のキャラクター名がつけられているのは、なんともロマンを感じますね。

1569年:上杉謙信が塩を送る

上杉謙信の肖像画
武田信玄に塩を送ったとされる上杉謙信 / Wikimedia Commons

「敵に塩を送る」ということわざの由来とされる逸話の日です。武田信玄が今川氏らによって塩の供給を絶たれ領民が苦しんでいると知った上杉謙信が、越後の塩を送ったと伝わります。戦の最中であっても、卑怯な手で相手を追い詰めることをよしとしなかった謙信の義の心がうかがえます。この日は「塩の日」とも呼ばれています。

1908年:グランドキャニオン保護

グランドキャニオンのピマポイントから見た渓谷
グランドキャニオンの渓谷(ピマポイントより) / Chensiyuan / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領が、アリゾナ州のグランドキャニオン周辺を国定記念物に指定しました。雄大な渓谷を開発から守るこの決定は、環境保護運動の初期の成功例とされています。その後1919年に国立公園となり、1979年には世界遺産にも登録されました。今や世界中から観光客が集まる絶景も、こうした保護の歴史があってこそ守られてきたのですね。

1922年:初のインスリン投与

インスリンを発見したバンティングとベストの写真
インスリンを発見したバンティングとベスト / Wikimedia Commons

カナダのトロント総合病院で、糖尿病に苦しむ14歳の少年レナード・トンプソンに初めてインスリンが投与されました。それまで重症の糖尿病は治療法がなく命に関わる病でしたが、この治療によって患者の血糖値は改善していきます。発見者バンティングらはその後ノーベル賞を受賞しました。今では当たり前の治療も、たった一人の少年への投与から世界中の命を救う道が開かれたのです。

1930年:聖徳太子の百円札

二王子を伴う聖徳太子を描いた狩野養信の絵
お札の肖像の元になった聖徳太子像(1842年) / Wikimedia Commons

聖徳太子の肖像を採用した百円札が、この日初めて発行されました。聖徳太子はこれ以降、戦中・戦後を通じて7回もお札の顔として登場し、昭和のお金の代名詞として親しまれていきます。年配の方には「お札といえば聖徳太子」という記憶が残っているかもしれませんね。冠位十二階を定めた人物が、後世のお札を飾り続けたというのも面白い縁です。

1934年:国産アルミ誕生

積み上げられたアルミニウムの地金
電解製錬でつくられるアルミニウムの地金 / Saltaluminyum / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

長野県の昭和電工大町工場で、日本初となる電解製錬によるアルミニウム製品が製造されました。これにちなんで日本アルミニウム協会はこの日を「アルミの日」に制定しました。1円玉やアルミ缶など身近な金属の国産化が、この日に始まったと思うと感慨深いですね。

1935年:太平洋単独飛行

飛行士アメリア・イアハートの写真
ハワイからカリフォルニアへ単独飛行したアメリア・イアハート / Wikimedia Commons

女性飛行士アメリア・イアハートが、ハワイからアメリカ本土のカリフォルニアまで単独飛行に成功しました。太平洋を一人で横断飛行したのは史上初の快挙でした。すでに女性初の大西洋単独横断も成し遂げていた彼女ですが、その後の世界一周飛行に挑む途中で消息を絶ち、その失踪は今なお最大級のミステリーとして語り継がれています。

1964年:喫煙と健康の報告

米公衆衛生局長官ルーサー・テリーの肖像写真
報告書を公表した公衆衛生局長官ルーサー・テリー / Wikimedia Commons

アメリカの公衆衛生局長官が、喫煙が肺がんなどの重大な病気と関連していることを示す387ページの報告書を公表しました。あえて株式市場の混乱を避けるため土曜日に発表されたといわれます。これを機に世界中で禁煙政策が大きく進み始めました。当時は喫煙が当たり前だった時代だけに、この報告書が社会に与えた衝撃は計り知れないものでした。

2014年:葛西、最年長V

スキージャンプで飛ぶ葛西紀明
スキージャンプの葛西紀明(2006年) / Alexander Nilssen / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

スキージャンプのワールドカップ男子で、葛西紀明選手がオーストリア大会を制し、41歳219日でW杯史上最年長優勝記録を打ち立てました。実に10年ぶりとなるW杯優勝でもありました。この勢いのまま挑んだソチ五輪では個人銀・団体銅のメダルを獲得します。「レジェンド」の愛称どおり、年齢を重ねても進化し続ける姿に多くの人が勇気をもらいましたね。

1月11日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

1月11日は、日本初の位階制度から国産アルミの誕生、医学の大発見やスポーツの快挙まで、人々の挑戦と工夫が光る一日でした。災害の悲劇から生まれた美しい街並みも印象的です。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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