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3月12日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

3月12日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

3月12日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

3月12日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1894年:瓶詰めコーラ初販売

コカ・コーラの瓶詰め販売を始めたジョセフ・ビーデンハーン
コカ・コーラの瓶詰め販売を始めたジョセフ・ビーデンハーン / Wikimedia Commons

今では世界中で飲まれているコカ・コーラですが、その瓶詰め商品が初めて売られたのがこの日でした。米ミシシッピ州ヴィックスバーグの商店主が、それまで店頭の機械でしか飲めなかったコーラを瓶に詰めて販売したのが始まりです。持ち帰れるようになったことで人気は爆発的に広がりました。私たちが当たり前に手にするペットボトル飲料の原点が、ここにあるのですね。

1930年:ガンディー塩の行進

1930年の塩の行進に参加するマハトマ・ガンディー
塩の行進を進むガンディー(1930年) / Wikimedia Commons

インド独立運動の指導者マハトマ・ガンディーが、有名な「塩の行進」を始めた日です。イギリスが塩の製造・販売を独占していたことに抗議し、海岸まで約386kmを歩いて自ら塩を作るという非暴力の抵抗運動でした。当初は数十人だった行進は、最後には数千人にふくれ上がります。「塩」というささやかなものを通じて巨大な帝国に挑んだ、歴史的なデモでした。

1933年:初の炉辺談話

最初の炉辺談話をラジオ放送するフランクリン・ルーズベルト大統領
最初の炉辺談話を放送するルーズベルト大統領(1933年3月12日) / Wikimedia Commons

アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領が、ラジオを通じて国民に直接語りかける「炉辺談話(ろへんだんわ)」を初めて行いました。世界恐慌の最中、銀行危機について「暖炉のそばで話すように」やさしく説明し、国民の不安を和らげたのです。テレビもSNSもない時代に、指導者が一人ひとりの家庭に語りかけるという手法は画期的でした。後の政治コミュニケーションの原型ともいえます。

1936年:人工雪の作製成功

中谷宇吉郎が撮影した雪の結晶写真の展示
中谷宇吉郎が撮影した雪の結晶 / Yasunorihayashi / CC BY-SA 4.0 / via Wikimedia Commons

物理学者の中谷宇吉郎(なかやうきちろう)が、世界で初めて人工的に雪の結晶を作ることに成功した日です。北海道大学の低温実験室で、ウサギの毛を使って結晶を成長させたといわれます。中谷は「雪は天から送られた手紙である」という美しい言葉を残しました。あの六角形の繊細な雪の結晶が、なぜあの形になるのか。その謎に科学で挑んだ日本人がいたのですね。

1938年:ドイツ墺併合へ

オーストリア併合時のウィーンに到着したヒトラーと群衆
ドイツによるオーストリア併合時のウィーン(1938年) / UnknownUnknown / CC BY-SA 3.0 de / via Wikimedia Commons

ナチス・ドイツの軍隊がオーストリアに進駐し、翌日に「アンシュルス(併合)」を宣言した日です。これによりオーストリアはドイツに飲み込まれ、第二次世界大戦へと向かう緊張が一気に高まりました。映画『サウンド・オブ・ミュージック』で、トラップ一家が国を脱出する背景となった出来事でもあります。あの名作の物語が、この日の史実とつながっているのは興味深いですね。

1968年:モーリシャス独立

赤青黄緑の横縞からなるモーリシャス国旗
独立と同時に制定されたモーリシャス国旗 / Wikimedia Commons

インド洋に浮かぶ島国モーリシャスが、イギリスから独立した日です。かつて絶滅した飛べない鳥「ドードー」がいたことで知られる、美しいリゾートの島でもあります。多様な民族と文化が共存する独立国家として歩み始めました。新婚旅行先としても日本人になじみのある南国の楽園が、この日に主権を手にしたのですね。今では世界反サイバー検閲デーともなっています。

1972年:モス1号店オープン

東京都板橋区にある現在のモスバーガー成増店
創業地にある現在のモスバーガー成増店 / Wikimedia Commons

日本生まれのハンバーガーチェーン「モスバーガー」の実験店が、東京・成増にオープンした日です。わずか2.8坪の小さな店からのスタートでした。アメリカ発のファストフードが上陸するなか、注文を受けてから作る「アフターオーダー方式」など独自の路線を打ち出します。この日にちなんで3月12日は「モスの日」とされています。今や台湾などにも展開する人気店の原点ですね。

1974年:小野田さん帰還

軍服姿の小野田寛郎と弟の滋郎
陸軍軍人時代の小野田寛郎(右)と弟の滋郎 / Wikimedia Commons

元日本陸軍少尉の小野田寛郎(おのだひろお)さんが、フィリピンのルバング島から約30年ぶりに日本へ帰還した日です。終戦を知らされず、ジャングルで任務を続けていたのです。「戦争はまだ終わっていない」と信じ、上官の命令を待ち続けた姿は世界に衝撃を与えました。元上官が現地に赴き、直接命令を伝えてようやく投降したというドラマも有名です。戦争の長い影を感じさせる出来事でした。

1989年:WWWの提案

ティム・バーナーズ=リーがCERNで使用したコンピューター
バーナーズ=リーがCERNで使用したコンピューター / Robert Scoble from Half Moon Bay, USA / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

イギリスの科学者ティム・バーナーズ=リーが、現在のWebの基礎となる「World Wide Web(WWW)」の構想を提案した日です。スイスの研究機関CERNで、膨大な情報を結びつける仕組みとして上司に書類を提出しました。上司の反応は「曖昧だが、面白い」だったといいます。私たちが毎日使っているインターネットの世界が、この一枚の提案書から始まったと思うと感慨深いですね。

2015年:トワイライト廃止

大阪駅に停車する寝台特急トワイライトエクスプレス
大阪駅の寝台特急トワイライトエクスプレス / Akinori YAMADA from Tokorozawa, SAITAMA, Japan / CC BY 2.0 / via Wikimedia Commons

大阪と札幌を結んだ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、この日の運行をもって廃止されました。日本海沿いを駆け抜ける約1500kmの旅は、鉄道ファン憧れの存在でした。前日まで悪天候で運休が続き、ラストランも危ぶまれましたが、最終的に運行が決定。大阪駅は大勢のファンで埋め尽くされました。一つの時代の終わりを惜しむ、感動的な見送りとなったのですね。

3月12日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

3月12日は、街や企業の「始まりの日」と、列車や時代の「終わりの日」が交差する、文化と技術の転換点が目立つ一日でした。ガンディーの塩の行進やWWWの提案など、世界を動かした静かな第一歩も印象的ですね。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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