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12月2日|歴史上の出来事を年代順にまとめ【今日は何の日?】

12月2日 歴史上の出来事

「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。

12月2日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。

教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。

12月2日の歴史・出来事

歴史上の出来事

1611年:慶長三陸地震が発生

慶長16年のこの日、東北地方の太平洋沿岸を巨大地震と津波が襲いました。「慶長三陸地震」と呼ばれるこの災害は、揺れそのものは比較的弱かったものの、その後に押し寄せた大津波が甚大な被害をもたらしたと記録されています。揺れが小さくても油断できない「津波地震」の典型例とされ、約300年後の明治・昭和の三陸地震とあわせて、この地域の津波の歴史を語るうえで欠かせない出来事となっています。

1804年:ナポレオン戴冠式

ノートルダム大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式を描いた絵画
ダヴィッド筆「ナポレオン一世の戴冠式」 / Wikimedia Commons

この日、パリのノートルダム大聖堂でナポレオン・ボナパルトの戴冠式が行われ、フランス皇帝に即位しました。有名なのは、本来ローマ教皇が冠を授けるはずの場面で、ナポレオンが自ら冠を手に取って頭にのせたという逸話です。これは「権力は教会ではなく自分の力で勝ち取った」という意思表示だったとされます。総勢2万人が招かれ、儀式は5時間に及んだといわれ、画家ダヴィッドの巨大な絵画にもその豪華さが残されています。

1805年:アウステルリッツの戦い

アウステルリッツの戦いで指揮を執るナポレオンを描いた絵画
フランソワ・ジェラール筆「アウステルリッツの戦い」 / Wikimedia Commons

戴冠式からちょうど1年後のこの日、ナポレオン率いるフランス軍が、ロシア・オーストリア連合軍と激突しました。三人の皇帝が戦場にいたことから「三帝会戦」とも呼ばれます。ナポレオンはわざと自軍を弱く見せて敵をおびき寄せ、霧が晴れた瞬間に高地を一気に突くという見事な作戦で大勝利を収めました。ナポレオンの軍事的才能を象徴する戦いとして、今も戦史の教科書で語り継がれています。

1908年:2歳の溥儀が即位

幼い溥儀と父の醇親王載灃を写した写真
即位翌年の幼い溥儀と父の醇親王載灃(1909年) / Wikimedia Commons

この日、わずか2歳10か月の愛新覚羅溥儀(あいしんかくら・ふぎ)が清の皇帝に即位しました。巨大な玉座に幼い子どもがちょこんと座る姿は、後に映画『ラストエンペラー』でも描かれました。あまりに幼かったため、即位式の最中にぐずって泣き出してしまったという逸話も残っています。彼は中国最後の皇帝となり、清の滅亡とともに激動の生涯を歩むことになりました。

1929年:北京原人を発見

北京原人の頭骨を復元した図
フランツ・ワイデンライヒによる北京原人頭骨の復元図(1943年) / Wikimedia Commons

この日、中国の若い考古学者・裴文中(はいぶんちゅう)が、北京郊外の周口店の石灰岩洞窟で、約50万年前の「北京原人」の頭蓋骨を発見しました。それまで断片的な歯などしか見つかっていなかった中で、ほぼ完全な頭骨が出土したことは世界を驚かせ、人類進化の研究を大きく前進させました。なお発見された化石は第二次大戦の混乱で行方不明になっており、今も見つかっていないというミステリーも残されています。

1942年:世界初の核連鎖反応

シカゴ大学スタッグ・フィールド地下に設置された原子炉の構造図
世界初の原子炉シカゴ・パイル1号の構造 / Wikimedia Commons

この日、物理学者エンリコ・フェルミらが、シカゴ大学の競技場スタンド下に設けた原子炉で、世界で初めて持続的な核分裂の連鎖反応に成功しました。原子力時代の幕開けを告げる歴史的瞬間でしたが、これは極秘の原爆開発「マンハッタン計画」の一環でもありました。実験成功の知らせは「イタリアの航海者が新大陸に上陸した」という暗号で関係者に伝えられたと言われています。

1944年:沢村栄治が戦死

投球するプロ野球選手の沢村栄治
投球する沢村栄治 / Wikimedia Commons

この日、伝説の名投手・沢村栄治が、乗っていた輸送船が東シナ海で撃沈され、27歳の若さで戦死しました。プロ野球草創期に剛速球で活躍し、ベーブ・ルースら米大リーグ選抜を相手に好投したことで知られます。日本野球の至宝でありながら、戦争に翻弄されて命を落としました。その功績をたたえ、現在も最も活躍した先発投手に贈られる「沢村賞」に、その名が刻まれています。

1971年:UAEが成立

アラブ首長国連邦の国旗
アラブ首長国連邦の国旗 / Wikimedia Commons

この日、ペルシャ湾岸の6つの首長国が連合し、アラブ首長国連邦(UAE)が成立しました。翌年に1国が加わり、現在の7首長国体制となります。ドバイやアブダビを擁し、今や世界有数の経済大国として知られる国の出発点が、この日でした。砂漠の小さな首長国の集まりが、わずか半世紀ほどで超高層ビルの立ち並ぶ近未来都市へと変貌を遂げたことを思うと、その発展の速さに驚かされます。

1990年:日本人初の宇宙飛行

秋山豊寛を含むソユーズTM11号乗組員の肖像
秋山豊寛さんを含むソユーズTM11号の乗組員 / Montage: Erick Soares3 Afanasyev and Akiyama: NASA Maranov: … / CC BY-SA 3.0 / via Wikimedia Commons

この日、TBSの記者だった秋山豊寛さんを乗せたソ連のソユーズTM11号が打ち上げられ、日本人として初めて宇宙へ飛び立ちました。報道機関の特派員という立場での宇宙取材で、宇宙ステーション「ミール」から日本へ向けて生中継を行ったことでも話題になりました。職業宇宙飛行士ではない「一般の社会人」が宇宙に行った点でも画期的で、多くの日本人がテレビにくぎ付けになりました。

1998年:古都奈良が世界遺産に

古都奈良の文化財を構成する東大寺大仏殿
世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産・東大寺 / Clay Gilliland / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

この日、ユネスコの世界遺産委員会で「古都奈良の文化財」が世界文化遺産に登録されました。東大寺や興福寺、春日大社、平城宮跡など、奈良時代の都の面影を伝える8つの資産が対象です。日本の国づくりの原点ともいえる飛鳥・奈良の文化が、人類共通の宝として認められた瞬間でした。修学旅行で訪れた大仏や、のんびり歩く鹿の姿が、世界に誇る歴史遺産だと改めて感じさせてくれます。

2003年:リニアが581km/h

山梨県立リニア見学センターに展示されている超電導リニアMLX01-2
2003年に時速581キロを記録した超電導リニアMLX01-2 / tataquax from Japan / CC BY-SA 2.0 / via Wikimedia Commons

この日、山梨実験線を走る超電導リニア(MLX01)が、有人走行で時速581キロという当時の鉄道世界最高速度を記録しました。これは新幹線の倍近いスピードで、磁力で車体を浮かせて走るリニア技術の高さを世界に示した瞬間です。後にこの記録はさらに塗り替えられますが、超電導リニアによる中央新幹線計画へとつながる、日本の鉄道技術の歩みを語るうえで象徴的な出来事となりました。

2004年:ニンテンドーDS発売

上下2画面を備えた初代ニンテンドーDS
2004年に発売された初代ニンテンドーDS / Wikimedia Commons

この日、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」が日本で発売されました。2つの画面とタッチペンで操作する斬新なスタイルが特徴で、『脳トレ』や『どうぶつの森』『ポケモン』などの人気作とともに大ヒット。子どもから大人、お年寄りまで幅広い世代を取り込み、世界で1億5千万台以上を売り上げる大ベストセラーとなりました。「ゲームは子どものもの」というイメージを大きく変えた一台として記憶されています。

12月2日の歴史まとめ

歴史上の出来事のまとめ

皇帝の戴冠や大戦の戦い、最後の幼帝の即位といった世界史の節目から、宇宙飛行や世界遺産登録、ゲーム機の発売まで、硬軟入り混じった盛りだくさんな一日でした。特に日本では、自然災害から最先端技術まで、時代を超えた多彩な出来事が並んでいます。

こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。

ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。

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