「今日は何の日?」と気になって、歴史上の出来事を知りたい方へ。
5月19日に起きた歴史的な出来事を、年代順にピックアップして紹介します。
教科書に載るような大きな事件から、身近に起きた出来事まで、幅広く雑学としてまとめました。
5月19日の歴史・出来事

802年:アテルイ、降伏す
蝦夷(えみし)の頭領アテルイが、征夷大将軍・坂上田村麻呂に降伏したのがこの日とされています。長年朝廷軍を苦しめた東北の英雄でしたが、無益な戦いを終わらせる決断をしたと伝わります。田村麻呂は彼の助命を願い出ましたが、貴族たちの反対で処刑されてしまいました。敵将すら惜しんだほどの傑物だったのですね。
1536年:アン・ブーリン処刑

イングランド王ヘンリー8世の2番目の妃アン・ブーリンが、ロンドン塔で処刑されました。姦通などの無実の罪を着せられての斬首でした。彼女が産んだ娘こそ、のちの名君エリザベス1世。母を失った赤ん坊が、やがて大英帝国の礎を築く女王へと成長するのですから、歴史の巡り合わせは不思議なものです。
1802年:レジオンドヌール創設

ナポレオン・ボナパルトが、フランス最高位の勲章「レジオンドヌール勲章」を創設しました。身分ではなく功績で人を称えるという、当時としては画期的な制度でした。200年以上たった今も国家への功労者に授けられ続けており、外国人の受章者には日本人も少なくありません。ナポレオンの遺した制度が現代まで生きているのです。
1900年:立命館大の前身認可

のちの立命館大学となる「京都法政学校」の設立が認可されました。創立当初は校舎すらなく、料亭の一室を間借りしての夜間授業からのスタートだったといいます。働きながら学びたい人々のために生まれた学校が、今や全国有数の総合大学に。小さな志が大きく実を結んだ好例といえるでしょう。
1910年:ハレー彗星が最接近

約76年周期で地球に近づくハレー彗星が、地球に大接近しました。このとき「彗星の尾の毒で空気がなくなる」というデマが世界中に広まり、各地でパニックが発生。日本でも自転車のチューブに空気をためて備える人が現れたといいます。今となっては笑い話ですが、当時の人々は本気で世界の終わりを心配したのですね。
1952年:白井義男が世界王者

後楽園球場の特設リングで行われた世界フライ級タイトル戦で、白井義男が王者ダド・マリノに15回判定勝ちし、日本人初のプロボクシング世界王者となりました。敗戦からまだ7年、復興途上の日本に大きな希望を与えた快挙でした。米軍人の指導者と二人三脚でつかんだ栄冠で、戦後日本が世界に並び立てると示した象徴的な勝利だったのです。
1961年:金星探査機が接近

ソ連が打ち上げた世界初の金星探査機「ベネラ1号」が、金星に最接近しました。ベネラとはロシア語で「金星」の意味。残念ながら通信は途中で途絶え、データは得られませんでしたが、人類が他の惑星を本格的に目指した記念すべき一歩でした。米ソ宇宙開発競争がまさに白熱していた時代の出来事です。
1962年:MM、誕生日を歌う

マリリン・モンローが、ケネディ大統領の45歳の誕生日祝賀会で「ハッピー・バースデー、ミスター・プレジデント」を歌いました。肌が透けるほど薄いドレスでの艶やかな歌唱は大きな話題に。その約2か月半後、彼女は急逝してしまいます。最も有名な舞台のひとつが、はからずも晩年の名場面となってしまったのです。
1971年:マルス2号打ち上げ

ソ連が火星探査機「マルス2号」を打ち上げました。着陸船は火星表面に激突してしまいましたが、その残骸は「火星に到達した世界初の人工物」となりました。成功とはいえない結末ながら、人類が初めて赤い惑星に「触れた」瞬間。失敗の積み重ねの上に、今日の火星探査があるのですね。
1977年:オリエント急行最終便

パリとイスタンブールを結んだ豪華列車「オリエント急行」の伝統的な直通最終便が、パリを出発しました。アガサ・クリスティの名作ミステリーの舞台としても知られ、ヨーロッパ社交界の華やかさの象徴でした。飛行機の時代に押されての引退でしたが、その優雅な名は今も特別な響きをもって語り継がれています。
5月19日の歴史まとめ

悲劇の処刑や英雄の降伏がある一方、宇宙への挑戦やスポーツの快挙、華やかな歌声まで、硬軟入り混じった一日でしたね。特に宇宙開発の話題が目立つのが印象的です。
こうして振り返ると、今日は何の日とも思っていなかった毎日が、特別な出来事の連続だったことがわかります。
ぜひ、今日の雑学をきっかけに歴史の教養を深めてみてください。
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