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ピザの雑学30選~イタリアの歴史や宅配ピザ・ピザの日の豆知識~

ピザ雑学

とろける熱々のチーズと香ばしい生地がたまらない「ピザ」は、子どもから大人まで世界中で愛されている大人気グルメですよね。パーティーや休日のランチ、ちょっと贅沢したい日のデリバリーなど、私たちの食卓には欠かせない存在になっていますが、実はその裏側には数千年にわたる壮大な歴史や驚きの工夫がたくさん隠されていることをご存知でしょうか。

今回は、本場イタリアでの誕生秘話から、定番メニューの名前の由来、さらには思わず誰かに出題したくなるピザの面白い豆知識やクイズネタまで、厳選した30個の雑学をご紹介します。これを読めば、次にピザを食べる時間がいつもの何倍も楽しくなるはずですよ。

 

1.語源は「引っ張る」

語源は「引っ張る」

私たちが普段何気なく呼んでいる「ピザ(ピッツァ)」という言葉ですが、その語源にはいくつかの興味深い説があります。有力な説のひとつが、古代ギリシャ語やラテン語で「生地を伸ばす・引っ張る」という意味の言葉から転じたというものです。また、平らなパンを指す「ピタ」や、尖った先端を意味する「ピッツォ」が由来という説もあり、古くから人々の暮らしに根付いていたことがうかがえますね。

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2.古代エジプトの原型

古代エジプトの原型

ピザといえばイタリアのイメージが強いですが、そのルーツをたどると古代エジプトやメソポタミア文明にまでさかのぼります。当時の人々は、小麦粉を水で練って発酵させた生地を、熱く焼いた石の上に貼り付けて平らなパンとして食べていました。これにハーブや油を塗って食べていたものが地中海を渡ってイタリアへと伝わり、現代のピザの原型になったといわれています。

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3.最初はチーズなし

最初はチーズなし

現代では「ピザ=トマトとチーズ」が当たり前ですが、16世紀に南米からヨーロッパへトマトが伝わった当初、トマトは観賞用の植物で「毒がある」と恐れられていました。そのため、初期のピザは生地にニンニクやラード、塩だけを塗った非常にシンプルな食べ物だったのです。やがてナポリの庶民が思い切ってトマトを生地に乗せて焼いたことから、現代につながる美味しいピザの歴史が始まりました。

 

4.王妃マルゲリータ

王妃マルゲリータ

ピザの代名詞ともいえる「マルゲリータ」は、1889年にイタリアのウンベルト1世とマルゲリータ王妃がナポリを訪れた際に誕生しました。当時の有名職人ラファエレ・エスポジトが、トマトの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑でイタリア国旗の三色を表現したピザを献上したところ、王妃が大変気に入ったそうです。そこから王妃の名前を冠して「マルゲリータ」と呼ばれるようになりました。

 

5.11月20日はピザの日

11月20日はピザの日

日本には「ピザの日」という記念日がありますが、これは毎年11月20日に制定されています。なぜこの日なのかというと、ピザの名前を世界に広めるきっかけを作ったイタリアのマルゲリータ王妃の誕生日だからです。凸版印刷やピザ協議会によって制定された記念日で、毎年この時期になると全国のピザチェーンやレストランでお得なキャンペーンが開催されることも多いですよ。

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6.世界最古のピザ屋

世界最古のピザ屋

世界で最も古いピザ専門店(ピッツェリア)は、イタリアのナポリにある「アンティーカ・ピッツェリア・ポルタルバ」というお店です。もともとは1738年に屋台として創業し、1830年に現在のような店舗形式のレストランとしてオープンしました。驚くべきことにこのお店は現在もナポリで営業を続けており、世界中のピザ好きが一度は訪れたい聖地として親しまれています。

 

7.ナポリとローマの違い

ナポリとローマの違い

本場イタリアのピザは、大きく分けて「ナポリ風」と「ローマ風」の2種類が存在します。ナポリ風は縁(コルニチョーネ)がぷっくりと膨らんでいて、外はパリッと中はモチモチとした食感が特徴です。一方のローマ風は、生地を麺棒で極限まで薄く伸ばして焼き上げるため、スナック感覚で食べられるクリスピーなパリパリ食感が魅力となっています。

 

8.無形文化遺産の職人技

無形文化遺産の職人技

ナポリのピザ職人が生地を空中に放り投げてクルクルと回すパフォーマンスは、単なる見せ物ではありません。あれは遠心力を利用して生地を均一に伸ばし、さらに生地に空気を含ませて柔らかくするための伝統技術です。このナポリのピザ職人「ピッツァイオーロ」の伝統的な技術と文化は、2017年にユネスコの無形文化遺産にも正式登録されています。

 

9.日本初のピザ提供店

日本初のピザ提供店

日本で初めてピザが提供された場所については諸説ありますが、有名なのが1944年に兵庫県宝塚市で営業していたイタリア料理店「アモーレ・アベ」という説です。また、戦後の1950年代には東京・六本木の「ニコラス」というお店が米兵向けに提供し、日本の芸能人や文化人の間で大ブームを巻き起こしました。当時の日本人にとって、とろけるチーズの料理は衝撃的な美味しさだったようです。

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10.日本初の宅配ピザ

日本初の宅配ピザ

雨の日やホームパーティーで大活躍する宅配ピザですが、日本で初めてデリバリーサービスを開始したのは1985年9月30日に東京・恵比寿にオープンした「ドミノ・ピザ」です。アメリカの宅配文化を日本に持ち込む際、日本の狭くて複雑な道路事情に合わせるため、屋根付きの三輪スクーターを独自に開発して配達を行いました。これをきっかけに、日本の外食産業に宅配ブームが広まったのです。

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11.小さな白い台の正体

小さな白い台の正体

宅配ピザの箱を開けると、ピザの真ん中に小さな白いプラスチックの三脚のようなものが刺さっていますよね。あれは「ピザセーバー(またはボックスサポート)」という正式名称を持つ重要アイテムです。配達中に箱を重ねたりバイクが揺れたりした際、箱の天井が潰れて熱々のチーズが張り付くのを防ぐために考案されました。小さな部品ですが、美味しい状態を守る縁の下の力持ちなのです。

 

12.丸いピザに四角い箱

丸いピザに四角い箱

「丸いピザなのに、どうして四角い箱に入っていて、三角形に切り分けられるの?」という疑問は、ピザに関する有名なクイズネタです。実はこれには非常に合理的な理由があり、四角い箱は1枚の段ボールから安価かつ簡単に組み立てられるためコスト削減になります。また、箱の四隅に余白ができることで、熱々のピザを取り出すときに指を入れるスペースになるというメリットもあるのです。

 

13.マリナーラは漁師風

マリナーラは漁師風

トマトソースにニンニク、オレガノ、オリーブオイルだけを乗せたチーズなしの定番ピザ「マリナーラ」。この名前はイタリア語で「船乗り(漁師)風」という意味を持っています。かつてナポリの漁師たちが長い航海に出る際、常温でも腐りにくいトマトやニンニク、ハーブを使って船の上でも焼けるように作られたことが由来です。決して「海の幸(シーフード)が乗っている」という意味ではないので注意が必要ですね。

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14.ビスマルクと卵の由来

ビスマルクと卵の由来

ピザの中央に半熟卵や温泉卵が乗った「ビスマルク」というメニューは、19世紀に活躍したドイツの初代宰相オットー・フォン・ビスマルクにちなんで名付けられました。彼は無類の卵好きとして知られており、「1日に何個も目玉焼きを食べた」という逸話が残っています。そのため、イタリア料理では目玉焼きや半熟卵をトッピングした料理に「ビスマルク風」と名付ける習慣があるのです。

 

15.ペパロニは米国生まれ

ペパロニは米国生まれ

ピザのトッピングとして絶大な人気を誇るスパイシーなサラミ「ペパロニ」ですが、実はこれ、本場イタリアではなくアメリカ発祥の食材です。イタリア系移民がアメリカで開発したドライソーセージで、名前はイタリア語でピーマンや唐辛子を意味する「ペペローニ」から来ています。そのため、イタリアのレストランで「ペパロニピザ」と注文すると、サラミではなくパプリカが乗ったピザが出てくることがあるそうです。

 

16.ハワイアンはカナダ発

ハワイアンはカナダ発

ハムとパイナップルをトッピングした甘じょっぱい「ハワイアンピザ」は、名前に反してハワイ発祥ではありません。1962年にカナダのオンタリオ州でレストランを営んでいたギリシャ系移民のサム・パノプロス氏が考案したものです。なぜハワイアンと名付けたかというと、当時彼がテストで使ったパイナップルの缶詰のブランド名が「ハワイアン」だったからという、とてもシンプルな理由でした。

 

17.クアトロの意味は4

クアトロの意味は4

チーズ好きにはたまらない「クアトロ・フォルマッジ」というピザがありますが、この名前はイタリア語で「4種類のチーズ」という意味です。「クアトロ」が数字の4、「フォルマッジ」がチーズの複数形を表しています。一般的にはモッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ、タレッジョなどが使われ、塩気の強いブルーチーズに甘いハチミツをかけて食べるスタイルは日本でも大人気ですね。

 

18.カプリチョーザの意味

カプリチョーザの意味

イタリアンレストランでよく見かける「カプリチョーザ」というピザは、イタリア語で「気まぐれ」という意味を持っています。もともとはピザ職人が、その日に厨房に余っているハムやキノコ、オリーブ、アーティチョークなどの具材を職人の気まぐれで自由にトッピングして焼いたことからこの名前がつきました。お店や日によって具材が少しずつ変わるのも、このピザならではの楽しみ方です。

 

19.シカゴの分厚いピザ

シカゴの分厚いピザ

アメリカのイリノイ州シカゴで生まれた「シカゴピザ(ディープディッシュピザ)」は、一般的な平らなピザとは全く異なる見た目をしています。深さのあるお皿のような型の底に生地を敷き詰め、その中に大量のチーズと具材、最後にトマトソースを重ねてオーブンでじっくり焼き上げます。まるでキッシュやパイのような圧倒的なボリュームがあり、ナイフとフォークを使って食べるのが一般的です。

 

20.本場は1人1枚食べる

本場は1人1枚食べる

日本では大きなピザを何人かで切り分けてシェアして食べるのが一般的ですが、本場イタリアでは「1人につき1枚」を注文するのが基本マナーです。イタリアのピザは日本の宅配ピザに比べて生地が薄く、具材もシンプルなので、女性でもペロリと1枚完食できる軽さがあります。また、最初からカットされずにお皿に乗ってくるため、自分でナイフとフォークを使って切り分けながら食べます。

 

21.マヨコーンは日本独自

マヨコーンは日本独自

子どもから大人まで大好きな「マヨネーズとコーン」の組み合わせですが、実はこれ、日本のピザチェーンが生み出した日本独自の文化です。1980年代後半に宅配ピザが日本に定着する過程で、日本人の味覚に合う甘みとコクを追求した結果、スイートコーンやマヨネーズ、照り焼きチキンといった和風・創作トッピングが次々と誕生しました。海外の観光客が日本のピザを食べて驚くことも多いそうですよ。

 

22.冷めたピザの復活術

冷めたピザの復活術

食べきれずに冷めてしまったピザを電子レンジで温め直すと、生地がベチャッとして硬くなってしまった経験はありませんか。冷めたピザを焼きたてのように復活させるには、フライパンを使うのが正解です。フライパンにピザを乗せて弱火で焼き、端に少量の水を入れて蓋をして蒸し焼きにすると、底はカリッと香ばしく、上のチーズはふっくらトロトロに見事よみがえります。

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23.宇宙へ届いた宅配ピザ

宇宙へ届いた宅配ピザ

宅配ピザの歴史の中で最も遠い配達先となったのは、なんと地球を飛び出した「宇宙」です。2001年、アメリカのピザハットがロシアの宇宙開発機関と協力し、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士のもとへ本物のピザを届けました。無重力空間でも飛び散らず、宇宙飛行士の味覚が鈍っていても美味しく感じられるよう、スパイスを強めにした特別なサラミピザが開発されたそうです。

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24.10回クイズの定番

10回クイズの定番

小学生から大人まで盛り上がる「ピザって10回言ってみて!」という定番のひっかけクイズがありますよね。10回言わせた後に自分のヒジを指差して「ここは?」と聞くと、思わず「ヒザ!」と答えてしまう遊びです。これは心理学や脳科学でいう「プライミング効果」を利用した言葉遊びで、直前に発音した「ピザ」と音が似ている「ヒザ」に脳が誘導されてしまう仕組みになっています。

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25.真のナポリピッツァ

真のナポリピッツァ

イタリアのナポリには、伝統的なピザの品質を守るための「真のナポリピッツァ協会」という政府公認の非営利団体が存在します。この協会の認定を受けるには、材料が小麦粉・水・酵母・塩のみであることや、生地は機械を使わず手だけで伸ばすこと、薪窯を使って約485度の高温で60〜90秒という短時間で焼き上げることなど、非常に厳しいルールをクリアしなければなりません。

 

26.消費量1位はノルウェー

消費量1位はノルウェー

「世界で一番ピザを食べている国は?」と聞かれると、発祥の地イタリアや大国アメリカを思い浮かべますよね。しかし、国民1人あたりの年間ピザ消費量で世界一に輝くのは、実は北欧のノルウェーなのです。ノルウェーでは「グランディオーサ」という冷凍ピザが国民食と呼ばれるほど愛されており、年間を通して家族で冷凍ピザを焼いて食べる文化が深く根付いています。

 

27.悪魔のピザディアボラ

悪魔のピザディアボラ

ピリッと辛いスパイシーなサラミや唐辛子をたっぷり乗せたピザは、イタリア語で「ディアボラ(悪魔風)」と呼ばれています。なぜそんな恐ろしい名前がついたのかというと、食べたときに口の中がカッと熱くなる激辛ぶりが「悪魔の炎」を連想させるからという説や、鶏肉を開いて焼いた姿がマントを広げた悪魔に見えるからという説などがあり、辛いもの好きにはたまらない一品となっています。

 

28.包み焼きカルツォーネ

包み焼きカルツォーネ

ピザ生地にチーズやトマト、ハムなどの具材を乗せ、半分に折りたたんで三日月型に包んでから焼き上げる「カルツォーネ」。この名前はイタリア語で「ズボン」や「ストッキング」という意味を持っています。もともとは屋台で買ったピザを歩きながらでも手を汚さずに食べられるようにと考案されたもので、切り開いた瞬間に中から熱々のチーズと香りが溢れ出すのが魅力です。

 

29.チーズが伸びる科学

チーズが伸びる科学

ピザのCMなどで、持ち上げた一切れからモッツァレラチーズがどこまでもビヨーンと伸びる光景はとても食欲をそそりますよね。あの伸びの秘密は、チーズに含まれる「カゼイン」というタンパク質にあります。モッツァレラチーズは製造過程で熱湯の中で練り上げるため、タンパク質の繊維が細長く束のような構造になり、加熱すると切れることなく糸を引くように伸びるのです。

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30.約30億円のビットコイン

約30億円のビットコイン

暗号資産(仮想通貨)の歴史において、ピザは伝説的なエピソードを持っています。2010年5月22日、アメリカのプログラマーが「1万ビットコインで誰かピザを2枚買ってくれないか」と掲示板に書き込み、世界初のビットコインによる実物決済が成立しました。当時は約40ドル程度の価値でしたが、その後の価格高騰によって現在では数百億円〜数千億円相当の最も高価なピザとして語り継がれ、5月22日は「ビットコイン・ピザ・デー」と呼ばれています。

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まとめ

今回は、世界中で愛されている「ピザ」にまつわる歴史や名前の由来、ちょっと人に話したくなる面白い豆知識を30個ご紹介しました。何気なく食べているマルゲリータや宅配ピザの箱にも、先人たちの知恵や驚きのストーリーが詰まっていると思うと、なんだか感慨深いものがありますよね。

今度家族や友人とピザを囲むときは、ぜひ「この小さな白い台の名前知ってる?」「マルゲリータの色の意味はね…」と、今回覚えた雑学やクイズを披露してみてください。きっと美味しいピザと一緒に会話が弾んで、いつも以上に楽しい食事の時間になるはずですよ。

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